ぶつかっちゃうよ

藤井流星くんと藤井姉妹

華麗なる逆襲しちゃうよ(SMAPは私のベースだということ)

私のファーストジャニーズはSMAPだ。

同時に私のテレビ好きにしたのもSMAPだと思っている。

私が初めてSMAPの歌を聞いたのは幼稚園のころ。年上のいとこにMDプレーヤーで音楽を聞かせてもらったことがあった。いとこは安室奈美恵さんのファンだったのでたぶんMDに入っていたと思うし聞いていたはずだ。でも私の記憶にはSMAPの「らいおんハート」を聞いた記憶しかない。幼いながららいおんハートが名曲だということに気付いてしまったのだ。

それから私はSMAP×SMAP、笑っていいともの月曜、火曜、金曜を母に録画してもらうようになった。世間では慎吾ママも流行っていたため、幼稚園のころには踊った記憶もある。幼稚園ながらSMAPファンだということに周りの大人は驚いていたが、私は特に違和感もなかった。幼稚園のころ好きな人なんてつくっていた友人を内心バカにして香取慎吾さんに夢中だった私はませていたのかもしれない。

ただそのころはテレビを見るのみのお茶の間だったし、曲もそんなに知らなかった。スマスマでも好きなコーナーはビストロよりコントだったし、そのころから私はテレビっ子だったのだと思う。いいともも大好きだった。逆に言えばいいともにSMAPが出ていなかったら私はテレビっ子になっていなかったんじゃないかとまで思う。いいともが終わってもうすぐ一年経つが、私のテレビっ子原点はあの番組だと思う。

私がSMAPファンとしてお金を初めてかけたのは「弾丸ファイター」のCDを買ったという行為である。私が初めて買ったCDである。今では埋もれてしまった曲かもしれないが私にとっては特別な曲だ。はじめて自分のコンポを買ってもらったときのタイミングだったので私がCDに触れたのはずいぶん遅い。

それ以前にエピソードがあるとしたら私が小学4年生のとき、当時新任教師だった担任が運動会の演目の曲をなにかの時間に話し合いさせたことである。私はSMAP大好きだったことに変わりはなかったので当時の最新曲だった「BANG!BANG!バカンス」を推薦したがあまりいい顔されなかったことだ。結局誰も挙げなかったスキマスイッチの「全力少年」になったが、バンバカは絶対運動会でも合うだろ!と心の中で怒った覚えは今でもある。

弾丸を買った私はSMAPファンとして進むと思いきや、嵐に転がることになった。当時花より男子2の放送もあり、嵐は勢いが増してきていた。その後のクールの山田太郎ものがたりでの櫻井翔さんのかっこよさにまんまと堕ち、SMAPへの購買意欲は数年なくなってしまい、私は嵐ファンになっていく。

SMAPファンに戻ったのは木村拓哉さんのラジオがきっかけだった。幼稚園のころはかっこいいけど慎吾くんがいいと思っていた私は木村さんのまっすぐな生き方に感嘆した。彼は何事もまっすぐ全力でやるんだ、というのがラジオではじめてわかった。キムタクじゃない木村拓哉に出会った気がして、私はSMAPへの興味がまた沸き始める。

2012年、私はSMAPのシングルをまた買うようになった。そのとき買ったのは「Moment」だ。ロンドン五輪でこの曲を聴く機会が多かったことや、この楽曲を制作されたサカナクションさんへの興味もあった。その前の「さかさまの空」も中古で手に入れた。『梅ちゃん先生』をかかさず観ていた私にとっては朝当たり前のようにかかっていた曲だ。また2年ぶりのツアーに沸くSMAPファンの一員になりたいと思い、SMAPファンとしてのTwitterのアカウントをつくったのもこのころである。嵐ファンも並行していた私は派閥問題に揺れていたこともあり、好きなタレント同士の共演を見るのはほぼ無理だということになっていたと思う。だからこそ、叶わなくても彼らの共演を!comebackうたばん!と叫んでいたのもこのころだ。(もっと言えば今もその気持ちは変わってないし、昨今グループがデビューしたら一番にうたばんでいじられるべきだという気持ちは変わらない。中居兄さん若手にはキスマイ以外にもいいやついますよ仕事ください)

それからというもの、5人旅や50曲メドレー、そして昨年の27時間テレビSMAPファンとして泣き笑いさせてもらい、SMAPの偉大さを改めて痛感している。2年に1度になってしまったツアーのお知らせも今では4年に1度のオリンピックのごとく楽しんでいるし(現場には行ってない)、最近の楽曲の攻めぶりといったらSMAPファンでなくとも楽しめるものになっているだろう。

私も若手に力を入れるとSMAPの作品に手を出さなくなってしまうこともある。でもそれでいいと思っている。SMAPは未知なる世界を魅せてくれる超人だと思っているから、彼らがどう、なんて関係ない。外野がどう言おうと関係ない。私にとってSMAPはスーパースターなのだもの。5歳からずっと憧れるスーパースター、これからもスーパースター。

SMAP、forever.